『輸液マイスター』で輸液製剤の組成や配合変化を素早く検索する

さまざまな病院でアルバイトをしてきましたが、悩ましいことの一つが「輸液製剤の違い」。

病院ごと、診療科ごと、医師ごとによく使う輸液製剤が異なるため、組成をその都度確認する必要があります。

しかも、だいたいの場合、一回調べただけではなかなか覚えられず、何度か調べ直さなければいけなかったり。

今回はそういった手間を減らしてくれるアプリ『輸液マイスター』をご紹介します。

『輸液マイスター』とは

大塚製薬が提供している無料のアプリです。

大塚製薬の輸液製剤はもちろん、他のメーカーの輸液製剤についても情報が載っています。

『輸液マイスター』の良い点

一覧化されている

電解質濃度、糖質濃度、カロリー、浸透圧比などが一覧になっているので、製剤ごとの比較が一目瞭然です。

添付文書まですぐに飛べる

輸液製剤ごとにリンクが設定してあって、ブラウザで添付文書を確認することができます。

配合変化表も確認できる

特定の製剤同士での配合変化が起きるかどうかも確認できます。

下の画像は、セルシン(ジアゼパム)とフィジオの配合変化で検索した例です。

検索結果が見やすくなるよう、iPhoneを横向きにして検索しています。

配合変化が起こる組み合わせであれば、赤色で表示されるのでよりわかりやすいです。

『輸液マイスター』のイマイチな点

スマートフォンだと少し見づらい

詳しく確認するのであれば、iPad miniなどサイズが大きい端末を使用した方が良いでしょう。

あるいは、時間があるのであれば、電子カルテの薬剤情報検索などを利用した方が楽かもしれません。

どんなときに輸液マイスターを使うか

初期研修医の先生たち

患者さんにオーダーされている輸液製剤をイチから覚えなければいけないので大変ですよね。

診療科ごとに使用頻度が高い輸液製剤もちがうので、ローテートのたびに調べるのは大変です。

『輸液マイスター』を持っていれば、その場でこまめにパパッと確認できます。

若手の先生たち

例えば、電解質補正を考えるときに。手短に濃度だけ確認したいときには便利です。

また、他の科でオーダーされた薬剤との配合変化が起きないかを確認するのにも役立ちますね。

ぼくの場合は、他の病院にバイトに行くときにとても役立っています。

病院によって、よく使われる輸液製剤って違うんですよね。

「この輸液製剤、知らないな…」と思ったときに、概要だけ掴むのには役立ちます。

登録までの手順

ややこしい手順はありません。

アプリから大塚製薬のホームページに移動するので、項目を埋めていくだけ。

登録したメールアドレスに本登録用のURLが載っているので、クリックして登録完了です。

医籍番号を調べたりといった手間も必要ありません。

研修医としての働きかたに悩んでいるあなたへ。

「理想の研修生活を送れていない…」
「思った通りに仕事ができない…」
「周りからの評価が低い気がする…」

自信がないまま、日々の仕事をしていませんか?

このサイトでは研修医の仕事の悩みの解決方法を解説します。
その中心になるのが、「iPadをいかに使いこなすか」ということ。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

iPadこそが研修医に必要な仕事道具である