- 研修医の新生活でスタートダッシュを決めるための具体的なアイテム
- 勤務医が実際に使って効果を感じた仕事効率化グッズ
- サービス終了・名称変更など、知らないと損する最新情報
仕事に真面目に取り組む研修医の先生たち。医学知識や手技の習得に全力で、優秀な研修医を「デキレジ」なんて呼ぶのも流行りましたね(まだ残ってる?)。でもぼくは、研修医の先生にそれ以外にもぜひ目を向けて欲しいことがあります。
それは、「作業効率を高めること」です。
知識や手技と同じくらい、「効率」も研修医の実力だと思うんです。
研修医向けのマニュアルを読みこんで、内容を力技で頭に詰め込むのにも限界があります。資料に目を通したり、スライドを作ったりするのに徹夜をする先生も少なくありません。
けれど、作業効率を高めるよう意識していれば、最短時間でタスクは終えられるもの。今回は、研修医の先生が「ほんとうに上手に」仕事をするためのアイテムを6つ紹介します。
この記事はこんな先生にオススメです!
- 新生活、新しいことを始めたい!
- 研修医生活でバッチリのスタートダッシュを決めたい!
- 効率化グッズの「今」の情報を知りたい
iPad
なんといってもオススメはiPad。
- 論文をサクサク読みこんで抄読会に備える
- 臨床の勉強メモをまとめて、いざというときにササッと活用する
- 教科書や電子書籍を持ち運んでスタイリッシュに調べ物をする
先生が少しでも上手に仕事をこなしたいと思うなら、迷わず今すぐiPadを買うべきです。研修医の先生が導入すべきアプリケーションや具体的な使い方は、このサイトで網羅しています。
「仕事が思うように進まない。 こんな研修生活になるはずじゃなかった… 自分って、ダメレジ候補かも?」 そんな悩みを持っている研修医の先生へ。 研修医になりたての頃の先生は、どんな自分の仕事ぶりを想像していましたか? 長[…]
Microsoft 365
抄読会や学会発表で必須の、WordやExcel、PowerPoint。これらを常に最新バージョンで使うなら『Microsoft 365』への登録が鉄板です。
以前は「Office 365」という名前でしたが、2020年に「Microsoft 365」へ名称変更されています。
個人向けのMicrosoft 365 Personalは年額21,300円。1日あたりにすると、たったの58円です。コンビニのコーヒー1杯分にもならない額で、Officeソフト一式とクラウドが手に入ると考えれば、おトクですよね。
さらにオトクなことに、臨床で役立つソフトが2種類付属しています。
- 臨床現場で役立つノートアプリ『OneNote』
- クラウドストレージ『OneDrive』が1TB
先生方も、WordやPowerPointなど、Microsoft Officeのソフトをよく使っているのではないでしょうか? レポートや論文を書く時にWordを使う 当直表や患者リストをExcelで作っている 学会[…]
「臨床業務に、電子ノートアプリが役に立つらしい! 試してみたいんだけど、どれがいちばん役立つのかわからない...」 医学情報がどんどん増えるこの時代、手書きのメモだけで臨床業務を乗り切るのがますます難しくなってきています。 ぼ[…]
ScanSnap
書籍や書類を電子化するのに必須なのが『ScanSnap』です。
- 「教科書やプリントの管理がうまくできない」
- 「持ち運ぶのも大変だし、机の上に山積みになっている」
- 「レポートの参考資料を別の場所置きっぱなしにしていて、時間があるのに作業ができない」
書類を電子化してiPadやパソコンで読めるようにしておけば、こんな悩みも一発解決です!書類のPDF化は、若手医師教育で有名な感染症科の岩田健太郎先生も、著書の中でオススメされています。
一部の国内雑誌はウェブで読めない不親切な構造なので、しぶしぶ保管しています。そのような雑誌の中で、特に興味深い論文は「スキャンスナップ」でパソコンに取り込み、PDFファイルとして保管します。
ScanSnapシリーズは2025年に新フラッグシップモデル「iX2500」も登場し、今も進化を続けています。
どのモデルを選んでも、紙の山から解放される体感は変わりません。
「教科書やプリントの管理がうまくできない! 読む時間がなくて、次から次へと溜まってしまう… 持ち運ぶのも大変だし、机の上に山積みになっている。」 先生にも、こういった悩みはありませんか? 簡単に解決するための、ベストな方法を[…]
デュアルディスプレイ
医師ともなれば、ノートパソコンはひとり1台は購入すると思います。けれど、大型ディスプレイまで持っている先生は、実はそう多くないのではないでしょうか。
デスクトップ環境の作業効率は圧倒的です。画面が広いほうが作業効率は良いに決まっています。しかもそれは、ウィンドウを切り替える物理的な手間が減るからだけではありません。「全体を俯瞰しながら作業を進められる」のが大きいんです。
研修医の先生は、慣れない仕事を覚えながら、抄読会や学会発表などの湧いてくるタスクにも対応しなければいけません。デュアルディスプレイを導入して、圧倒的な業務効率で同期に差をつけてしまいましょう。
こちらの記事で組み方を紹介しています。
みなさん、1台はノートパソコンを持っているはず。 けれど、デスクトップ型のパソコンを持っている人は、実はそう多くないのでは? 「ノートパソコンで大体の仕事はなんとかなる」とは思います。 しかし、ここであえて言いたい。 デ[…]
Amazonプライム
Amazonのサブスクサービス『Amazonプライム』。みんな登録しているものだと思ったのですが、周りでも意外と利用者が多くなくてビックリ。
- 仕事やプライベートで必要なアイテムを『お急ぎ便』ですぐに配達してもらえる
- 動画見放題の『Prime Video』で当直中の暇つぶし
- 医療系サイトで貯めたポイントをAmazonギフトカードにしてもらえる
- 服や靴を無料で試して返品できる『Prime Try Before You Buy』も使える
年会費は5,900円(2023年8月の改定後)。1日あたりにすると16円ほどです。
これだけのメリットを考えると、十分に見合う額だと思います。
『お急ぎ便での早期配達』の有用性は説明するまでもないでしょう。
「早く読みたい医学書があるけど、本屋に行けない」「すぐに試したいデバイスがあるけど、どこに売ってるかわからない」。
Amazonプライムに登録すれば、こんなストレスから解放されます。
ちなみに、以前は『Prime Try Before You Buy』という試着サービスもあり、ぼくも院内履きを選ぶときに活用していました。ただ、このサービスは2025年1月末で終了しています。今は通常の返品保証(条件あり)を使って、サイズが合わなければ返送する形になります。当時の購入体験はこちらの記事に残しています。
名刺
名刺交換は社会人のマナーであり常識です。今後、他施設の医師や他業種と会ったとき、「名刺をもらったけど、返す名刺がない」となれば赤っ恥です。それなのに、名刺を持っている医師は多くありません。「先輩も持ってないって言ってるし、まあいいか」と思っていると、思わぬところで焦ることになるかもしれません。
使う頻度はそう多くないでしょうが、それでも必要になる場面が必ずあります。一枚一枚デザインを考えるのはメンドくさいかもしれませんが、ネット印刷ならシンプルなものをサクッと数日で作れます。
こちらの記事で作り方を紹介しています。
「ときどき名刺をもらうけど、返す名刺がない...」 「連絡先を交換したいとき、LINEってわけにもいかないし...」 医師同士や他業種と会った時に、こんな場面に出会ったことはありませんか?ビジネスマンであれば名刺を持っているのはごく[…]
スタートダッシュは環境を整えることから
今回は、研修医の先生が新生活でスタートダッシュを決めるための仕事効率化アイテムを6つ紹介しました。
- iPadで調べ物・勉強をサクサク進める
- Microsoft 365で資料作成とクラウド保存を一本化する
- ScanSnapで紙の山から解放される
- デュアルディスプレイで作業を俯瞰する
- Amazonプライムで時間を節約する
- 名刺で社会人としての備えをしておく
努力の積み重ねは「足し算」ですが、作業環境の整備は「掛け算」の効果をもたらします。
初期投資を意識しておけば、そのメリットは後々になって必ず現れてきますよ。
追伸:全部を一度に揃える必要はありません。まずはiPadかMicrosoft 365、どちらか先生の仕事に直結するものから始めてみましょう。
初期研修医の頃から避けて通れないのが当直業務。 バリバリの急性期病院であれば、寝ずに働かなければいけないこともあるでしょう。 自分のやりたいことに集中する時間を作るのは、なかなか難しいかもしれません。 いっぽうで、慢性期病院などで[…]
医師になって数年、専門科も決まって、ある程度仕事にも慣れてきた頃。 なんとなく知っている疾患やよくある病態ばかりを診るようになって、仕事にも慣れてきたかなと思う一方で、「なんだこれ、全然知らない」みたいな症例にも当たるわけで。 […]